2012年8月24日金曜日

住吉祭礼図屏風






 市役所の本館の向かって右側、東口玄関を入った所に、「住吉祭礼図屏風」の一部を陶板画に拡大模写したものが壁一面に飾られています。
 大阪・住吉大社から、堺・宿院のお旅所まで神輿が渡ってくる「お払い祭り」を描いた江戸時代前期の一双屏風図の模写で、堺の町衆の仮装による南蛮人、母衣武者などの練り物が行列している様がみられます。
 壁までの距離が近すぎて全景を見にくいの難点ですがかなり立派なものです^^
近くにお寄りの際はぜひ寄ってみて下さい♪



【説明】

堺市指定有形文化財 住吉祭礼図屏風

住吉大社夏越祭(なごしまつり)産土神(うぶすながみ)である住吉社祭神が神輿(みこし)に乗り、宿院の頓宮(とんぐう)―現在の宿院御旅所(しゅくいんおたびしょ)へ渡ってこられる様子を描いた屏風です。この祭りは形を変えつつ、現在も7月31日と8月1日の両日にわたって行なわれています。
 左隻は神輿の出発する住吉社頭の賑わい、右隻はヨーロッパの宣教師たちにより「東洋のベニス」と本国に報告された、室町から江戸時代初期にかけての堺のまちが描かれています。
 作画は、戦乱の京都を離れ、当時堺に住んでいた宮中絵師である土佐系画人の筆になるとかんがえられます。堺を描いた、現在のところ最古の絵画資料としてばかりでなく、堺のまちの有様を具体的に伝えてくれる歴史資料としても重要な作品です。